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2018年1月号


-290 2018.1-
目次

1.トピックス1 ●新年のご挨拶
2.健康シリーズ(264) ●口腔インプラント治療について
3.トピックス2 ●第122回 健康講座を開催します!
4.栄養小話 ●1日3食「いつ」食べる?
 「どう」食べる?〜時間栄養学〜
5.くすりのはなし ●がん免疫療法
6.看護通信 ●看護師になった今
7.トピックス3 ●医療費控除は領収書の提出不要となりました
8.健康相談室だより ●市民公開講座:テーマ緩和医療
〜がんだけでなく、全ての病気に緩和ケア〜
9.トピックス4 ●平成30年1月より乳腺外科医師が赴任いたします
10.編集の窓


トピックス1・・・新年のご挨拶


明けましておめでとうございます。
 旧年中は大変お世話になりました。
 昨年は11月から年末にかけて、ラニーニャ現象の影響のためか、厳しい寒さが続きました。このため、インフルエンザの流行も例年に比べ、早く訪れたようです。新年明けても厳冬の予想です。健康に十分注意していただければ幸いです。
 当院では、地方での医師不足の影響を受け、勤務する医師数は、現状維持がせいぜいで、増員することが困難な状態が続いていました。しかし、新年からは、新たに、乳腺外科の専門医の先生に勤務していただけることになり、乳腺外科を開設します。4月からは、他の科の医師も少数ですが、増員になりそうです。
 柳井医療圏、唯一の急性期病院として、地域の医療需要に今まで以上に、こたえることができるように職員一同努力したいと思っています。
 本年の皆様のご健康とご多幸を祈念するとともに、ご支援ご厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
                                   【院 長 馬場 良和】

明けましておめでとうございます。
 昨年も大変お世話になり、ありがとうございました。
 縁起物の郷土玩具に「籠かぶり犬」があります。「神様のごかご(加護)がありますように」との思いも込められていますが、「竹かんむり」+「犬」で「笑」の字になることから、子供の笑いの絶えない朗らかな成長への願いが込められています。戌年生まれでも、戌年生まれでなくても、いくつになっても、笑顔で成長を続けたいものだと思います。
 本年も昨年に引き続き、地域の皆さまが安心して周東総合病院で看護が受けられるように職員一同 笑顔で仕事に取り組みたいと思います。
 今年もよろしくお願いいたします。
                                   【看護部長 谷本 良枝】

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 本年が皆さまにとって幸多き一年となりますよう心からお祈り申し上げます。
 今年は、診療報酬・介護報酬制度が4月に改定されます。医療・介護を取り巻く環境は少しずつ変わっていきますが、当院はこれまでと変わらず、「地域の皆さまに親しまれ、信頼され、愛される病院」を目指して努めて参ります。
 さて、1月から乳腺専門医が常勤として勤務することとなり、乳腺外科を新たに開設いたしました。また、4月以降はガンマカメラをはじめとした放射線医療機器を新しくする予定です。
 医療を通じて地域の皆さまがより良い生活ができるよう取り組んで参ります。本年も皆さまのご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
                                   【事務長 西原 寛之】


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健康シリーズ(264)・・・口腔インプラント治療について

--- 歯科口腔外科副部長 宮本 寿太郎 ---

 
 口腔インプラント治療(以下「インプラント治療」)は歯を失った場合のブリッジや入れ歯に代わる治療法であり、現在行われている歯科治療の中で、最も理想的な治療法の一つといえます。しかし、的確な処置と管理が行われなければ、その可能性と効果を十分に発揮することは出来ません。インプラント治療を行う歯科医師は勿論のこと、治療を受ける患者も十分な知識を持つことが重要となります。今回はインプラント治療を受けるに当たって、患者側の最低限知っておきたい知識についてお話します。
 インプラント治療は基本的に自費診療で、全国平均で1本の欠損に対し、20〜80万円程度の金額がかかります。このような高額な費用がかかるにも関わらず、治療は100%成功するとは限りません。治療成功率は、世界標準10年で下顎95%、上顎90%前後となっています。治療成功率に影響する因子は多々ありますが、一番は歯周病のコントロールです。歯周病のコントロールが悪いとインプラントは感染に曝されるためまず長持ちしません。あまりにコントロールが悪い場合にはインプラント治療自体適応外になります。インプラント治療後も歯周病コントロールのため、治療を受けた歯科医院には一生通院する必要があります。
 また、インプラントは誰でも受けられる治療ではありません。骨量、骨質、口腔内環境、全身状態など様々な制約条件があり、これらをクリアして初めて治療を受けることができます。インプラント治療は経験豊富な歯科医師が総合的に判断して治療を進めていきますが、近年インプラント治療が危険とメディアに取り上げられているのは、これらの条件が合わずに治療をすることでトラブル事例が増えているためです。
 適切な環境下で、適切な処置が行われれば、インプラント治療は歯を失った方にとって最高の治療方法になります。治療を受ける側もインプラントについてしっかり知識を得て選択することをお勧めします。リスクを少なくし、適切なケアができていれば、半一生涯ご使用いただける事と思います。インプラント治療を考えられている方は、信頼ある歯科医院にてしっかりと治療の説明を受け、十分納得した上で治療を受けることをお勧めします。
 なお、周東総合病院歯科口腔外科では、現在インプラント治療は行っておりません。
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トピックス2・・・第122回健康講座を開催します



 第122回健康講座を開催します!
  日 時 : 1月25日(木) 午後2時開始
  場 所 : 当院東館7階 講堂
  参加費 : 無料
  内 容 : @ 下肢静脈瘤について
           講 師  外科医師 村上 雅憲
         A 嚥下障害と誤嚥について
           講 師  言語聴覚士 溝口 紘子

 皆さまお誘い合わせのうえ、ご参加をお待ちしております。
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栄養小話・・・1日3食「いつ」食べる?「どう」食べる?〜時間栄養学〜

--- 栄養科主任 水本 孝子 ---


@基本は、やっぱり朝食!
 私たちの体内時計は、毎日朝の光と朝食でリセットされます。朝食をとらないと、体が目覚めないばかりか脳も栄養不足になるため、仕事の効率が落ちたり、記憶力が低下したり、成績が悪くなったりします。また、1.75倍も肥満になりやすいとの調査結果も報告されています。
A食事の量は「朝4:昼3:夜3」、せめて「朝3:昼3:夜4」
 体内時計の働きで、私たちの体は夕食の時間帯に食べたものを体に脂肪として蓄えるようになっています。そのため、夕食の量が多い人は太りやすく、体内時計が乱れる夜型になりがちです。
 食事の量は、できれば朝:昼:夜で4:3:3が理想。夕食を減らすのが難しければ、せめて昼食と同様に朝食をしっかり食べましょう。
B夕食は、朝食から12時間以内にとることが理想
 1日のうち、寝ている間も含めて何も口にしない時間(絶食)が一定以上ある、メリハリのある食生活を送ることも必要です。
 アメリカの研究では、肥満の被験者で1日14時間以上の間に食べていた(絶食10時間以下)人を、10〜11時間の間だけ食べる(絶食13〜14時間)ように16週間コントロールしたところ、体重減少と睡眠改善が見られたといいます。つまり絶食時間を長くすると、太りにくくなりぐっすり眠れるというわけです。出来るだけ絶食時間を12時間は確保したいものです。ちなみに±2時間までは許容範囲です。
 塾や残業で夕食が遅くなるときは、早めの夕食時間におにぎりやパンなどの主食をとっておき、帰宅後に肉、魚、野菜などの主菜や副菜をとるようにすると良いでしょう。夕食を分けてとることで、体内時計も乱れにくくなります。
 体内時計を考えた食生活を送ることは体調管理の大切な第一歩です。日頃の食事を見直し、時間栄養学の視点から頭もスッキリ、メタボも解消していきましょう!
参考文献:「日本栄養士会 健康増進のしおり」
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くすりのはなし・・・がん免疫療法

--- 薬剤師 松田 恵子 ---


 近年、高額な医薬品や医療技術が開発され、臨床の場で広く用いられるようになりました。生存年数の延長やQOL(生活の質)の向上など多くのメリットがもたらされることは必要とする患者さんだけでなく多くの国民が望んでいることです。
 ここ数年、がんの治療は大きく進歩しています。これまでの「手術」「放射線療法」「化学療法・分子標的治療」の3本の柱に加え、「がん免疫療法・免疫チェックポイント阻害薬」が第4の柱として登場しました。人が本来もっている免疫力を利用してがんを攻撃、退治する作用機序は今までとは全く異なるタイプの治療薬です。今回はその中の一つニボルマブ(オプジーボ)という薬についてご紹介します。ニボルマブは悪性黒色腫のほか、肺癌にも適応が拡大され販売額が増えたことで、2017年2月より薬価が50%引き下げられるという措置がとられて話題になりました。
 人にはがん細胞を認識し、排除する免疫システムが備わっています。がん細胞はこの免疫力を抑制し増殖していきます。ニボルマブは免疫力の活性化状態を維持し攻撃力を持続させることにより抗腫瘍効果を示します。
 当初の適応は悪性黒色腫という希少ながんだったのですが、肺癌や腎細胞がんなど適応拡大を続け、2017年9月には胃癌に対しても適応を取得しました。多くのがん腫で効果を示していますが、作用機序が特徴的なため免疫関連の有害事象もみられるのでその対応や体制の整備も必要といわれています。
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看護通信・・・看護師になった今

--- 東館6階看護師 桑原 暢子 ---


 私が看護師になりたいと決意したのは高校3年生の時でした。中学時代に友人を亡くしたことがきっかけです。友人は白血病で入院しながら化学療法を行っていました。治療1年後、状態も落ち着き退院となった矢先に急変し、亡くなったのです。私は友人のことがきっかけで血液疾患を抱えている方の役に立ちたいと思い、現在白血病や悪性リンパ腫などの患者様と関わらせて頂いています。抗癌剤治療は比較的長期にわたり、入院期間も長いので患者様の不安やストレスが、大きくなる方がいらっしゃいます。そのため少しでも取り除くことが出来るよう患者様の話を聞き、ストレスの軽減に努めています。また、治療を行う上で考えられる副作用の時期を予測して早めの対応を行い、患者様の負担を無くすよう全身状態の観察に注意しながら看護を行っています。抗癌剤治療後は普段より風邪を引きやすく一度引くと治りづらいため人ごみを避け、手洗いやうがいを指導しています。また貧血や出血傾向になりやすいので、転倒・転落に気をつけるよう説明を行っています。そして、治療を終えて笑顔で退院される患者様や治療の効果が出ている患者様を見ると本当に嬉しく感じます。
 まだまだ看護師経験は浅いですが、先輩看護師の指導の下、日々患者様が安全・安楽に入院生活を送れるようにサポートしていきたいと思います。4月からは看護師3年目になりますのでさらに知識・技術を向上させ、自分で考え行動することが出来るよう日々精進していきたいと思います。  
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トピックス3・・・医療費控除は領収書の提出不要となりました


 その年の1月1日から12月31日までの間に自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。医療費控除の対象となる金額は次の式で計算した金額(最高200万円)です。

 (実際に支払った医療費の合計額)−(保険金などで補填される金額※注1)−(10万円※注2)
   注1:生命保険契約で支給される給付金や高額療養費、出産育児一時金など
   注2:その年の総所得金額等が200万円未満の人は総所得金額等5%の金額

 なお、平成29年分の確定申告から、領収書の代わりに「医療費控除の明細書」の添付が必要となりました。(平成29年分から平成31年分までの確定申告については、医療費の領収書の添付又は提示によることもできます。)
 ※医療費の領収書は確定申告期限の翌日から起算して5年間保存する必要があります。(税務署から求められたときは提示又は提出しなければなりません)
 ※医療保険者から交付を受けた医療費通知(医療費のお知らせ)を添付すると明細の記入を省略できます。
 詳しくは国税庁のホームページ又は最寄りの税務署までお問い合わせください。
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健康相談室だより・・・市民公開講座:テーマ緩和医療〜がんだけでなく、全ての病気に緩和ケア〜

--- 診療情報管理課 沖田 大樹 ---


 12月17日(日)、周東総合病院 東館7階講堂にて山口県医師会勤務医部会・柳井医師会・周東総合病院主催の市民公開講座が開催されました。小雪が降る休日の午後にもかかわらず多くの方々に参加して頂き、市民の緩和ケアへの関心の高さを感じさせられました。
 第一部のシンポジウムでは独立行政法人国立病院機構岩国医療センターの白木照夫先生による「緩和ケア病棟を知ろう−私たちの病院での実際−」として、実際の緩和ケア病棟の運用についてお話をされました。続く「柳井医療圏における緩和ケアの現状」では、独立行政法人国立病院機構 柳井医療センターの池田政宣先生、当院の瀬山厚司先生から各々の現状報告がされました。進行は当院の弘本光幸先生が担当し、先生方への質疑応答を通して岩国・柳井両医療圏での緩和ケア事情が明確になりました。
 第二部の特別講演では終活ジャーナリスト、ライフ・ターミナル・ネットワーク代表の金子稚子先生より「死ぬことと、生きることは同じ」というテーマで講演をいただきました。
 亡き夫の金子哲雄さんの終活を通して、患者として家族として感じられたことを、わかりやすく説明され、誰もが必ず同じような経験をしていくことを話されました。死については、改めて生きる事と同じく生活の中で考えて行く必要のあるテーマだと痛感しました。
 最後に当院には、現時点では緩和ケア病棟はありませんが、人生の終末期において、病院単独ではなく、岩国・柳井医療圏とも連携して地域完結型のサービスを提供できるように今後もネットワークを構築して地域住民のための医療が提供できるように努力していきたいと思います。
 
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トピックス4・・・平成30年1月より当院に乳腺外科医が赴任いたします。


 平成30年1月より当院に乳腺外科医が赴任いたします。(外科での診療となります)
 ◎松並 展輝(まつなみ のぶき) 医師
 日本外科学会(専門医)、日本乳癌学会(専門医・指導医)等

 〇この度、大阪労災病院より転任いたしました外科(乳腺外科)の松並です。故郷の乳癌診療に少しでも貢献できればと思っております。何卒宜しくお願い申し上げます。

 【診療曜日】: 月、水、木、金曜日
 【診療時間】: 14:00〜(受付は8:30〜15:00)
 乳腺疾患に関して、患者さまのご紹介がありましたらよろしくお願いいたします。
  
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・・・編集の窓・・・


 明けましておめでとうございます。2018年の干支である戌年の人は他人との関わりに長けているようです。戌年の人に限らず他人への細かな気配りに気をつけて他職種の方や患者様とコミュニケーションを図っていきたいと思います。
(狩又)
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院内広報誌「深呼吸」WEB版
290  2018.1月号



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